「脱腸(そけいヘルニア)」

「脱腸」の主な症状について

●脱腸の自覚症状

脱腸の場合、神経痛等の場合とは異なり、腸が物理的にずれている為にはっきりとした自覚症状を 感じることができます。今までに経験したことがないような「違和感」です。

  • お腹を引っ込めても引っ込まない
  • 脱力感が取れない
  • 身体を沿ってもお腹がズルズルとずり落ちる感覚
  • お腹が勝手に出てしまう(ズルズルと)感覚

上記のような、なんとも気持ちの悪い違和感を感じます。

脱腸の初期段階は違和感だけで済みますし、自分の手で押し戻すこともできます。 ですが、そのまま放置しておくと痛みや諸症状がが出てきます。

●軽度の諸症状

  • 便秘
  • 突っ張った感じ
  • 動悸・息切れ
  • 長時間の起立が辛くなる

●悪化症状

  • 放置していると放散痛がズキズキと出てきた
  • 腫れがひどくなってきた
  • 腸が壊死してしまい、外科手術の必要が出た

脱腸の放置の行く末は上記のような悪化しかありません。もしも脱腸を自覚した場合には すぐに近くの病院に診察を受けに行くようにして下さい。

「脱腸」の処置

●まずは病院で状況を確認

脱腸の症状を自覚した場合、とにかく最初にすべきことは病院での診察です。本当に脱腸なのか、単なる 便秘によるものなのか。原因をはっきりさせる事が必要条件となります。

●最初は鎮痛剤,手技による処置が一般的

脱腸の処置で最初から手術を行うのは本当に稀です。心身共に大きな負担を被る手術は殆どの場合で 「最後の手段」として利用されます。多くの初期治療は「脱腸の押し戻しによる筋膜再生」です。 はみ出た腸をあるべき場所に戻し、安静を維持することで筋膜の自然回復を待ちます。

●最悪の場合は手術

痛みが余りに酷く、我慢できない。腸が壊死してしまい、一刻を争う。そうした場合には手術による 脱腸の処置となります。この場合は慎重に病院の担当医の方とご相談ください。筋力・体力の低下も 著しいですので、リハビリの事等を含め慎重な検討が必要です。

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